嶺町地区民生委員児童委員協議会
「嶺町子育てサークル」は、嶺町地区民生委員児童委員協議会が、平成9年から毎月1回、子育て家庭の支援を目的に開催しています。
保護者の孤独感の解消を図ることをテーマに、地域の保健師や児童館・保育園など専門機関から講師を招き、子育てに必要な情報の提供と参加者同士が出会う場づくりとして、20年以上取り組んでいます。
優しい笑顔に安心感が広がります
取材に伺ったこの日は、活動開始以来会場としていた御嶽会館から、嶺町特別出張所へと会場が移った初回の活動。そのため、民生委員児童委員のみなさんは、開催時間の2時間前から集合し、準備を行なっていました。会場変更の情報が伝わらず、参加者が前会場に行ってしまった場合にも備え、御嶽会館にも案内役がスタンバイ。また、初めて来る方が戸惑われないようにと、入口に立って参加者を出迎えます。
乳幼児を連れたお母さんたちが、一組、二組…と会場に来られると、民生委員児童委員のみなさんは、そっと寄り添って、笑顔で声をかけます。
この日情報提供者としてお話をされたのは、調布地域健康課の清水保健師。
参加者は、赤ちゃんをあやしつつ、「予防接種」についてのお話に耳を傾けます。
講演終了後、民生委員との何気ない会話の中から、参加者同士の共通点が見つかり、「きっと今までどこかで会っていましたよね!」「今日来てみて良かった」と会話に花が咲く場面も。
みんなでワイワイ\(^-^)/
ぐずったときは、外へ出て気分転換
嶺町地区民生委員児童委員協議会会長の鈴木壽子さんは、「この場があることで、友達ができたり、悩みを相談出来たり、子育てをするお母さんやお父さんの少しでも力になれたらと思っています。参加された方たちの笑顔が、私たちのやりがいです」と話されていました。
まさに、「人と人とのかけはし」となる活動でした。
(2019.4.23 嶺町地区担当 赤羽憲子・福本昌恵)