おとなも子どもも楽しもう!!~おともだち あつまれ~
池上地区民生委員児童委員協議会
少子高齢化が進み、家族や地域の支え合いや助け合いの力が低下するなか、健康や介護、生活困窮やひきこもり、社会的孤立、虐待など多様な問題が生じています。
民生委員児童委員は、地域の福祉の向上のために、同じ住民の立場から相談に応じ、必要な援助活動を行っています。
大田社協と民生委員児童委員は、地域福祉を推進するうえで連携・協働の重要なパートナーです。高齢者や障がい者の福祉や子育てに関することなど、地域でさまざまな活動を行っている民生委員児童委員について、ぜひ知っていただくとともに、活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
池上地区民生委員児童委員協議会
糀谷地区民生委員児童委員協議会
馬込地区民生委員児童委員協議会
蒲田西地区民生委員児童委員協議会
矢口地区民生委員児童委員協議会
千束地区民生委員児童委員協議会
大森西地区民生委員児童委員協議会
嶺町地区民生委員児童委員協議会
「民生委員」は、民生委員法に基づいて、厚生労働大臣から委嘱を受けた非常勤の特別職の地方公務員です。児童福祉法によって「児童委員」も兼ねるため、「民生委員児童委員」と呼ばれています。
また、民生委員児童委員の中から指名され、児童福祉に関する事項を専門に担当する「主任児童委員」がいます。
民生委員児童委員は、介護や子育てなど生活上の悩みを抱えている方の相談に応じ、必要な支援が受けられるよう、福祉事務所や児童相談所など専門機関との「橋渡し」を行います。
民生委員児童委員が活動上知り得た情報については、守秘義務が課せられています。守秘義務は退任後も引き続き課せられるため、相談者の秘密は守られます。
援助を必要とする住民の相談に応じ、必要な制度やサービスが適切に受けられるよう、専門機関との橋渡しを行っています。
相談・援助活動のほか、区や大田社協等が実施する事業にも様々な面で協力しています。
昭和27年に当時の民生委員の会議の場において、社会福祉協議会の設置が議題となり、区内9つの地区に社会福祉協議会が設立されました。こうした動きから、同年11月には大田社協の前身となる「大田区社会福祉協議会連合会」が発足した経緯があります。
事業面でも、大田社協が相談窓口を担っている「生活福祉資金貸付事業」は、戦後、民生委員が中心となり、低所得者世帯の自立支援として取り組んだ「世帯更生運動」をきっかけに生まれました。現在も、都道府県社会福祉協議会と民生委員、区市町村社会福祉協議会の連携のもと実施しています。また、歳末たすけあい運動募金を原資とする見舞金の配布についても、民生委員児童委員のご協力をいただいています。
民生委員児童委員は、地域の民生委員児童委員協議会に所属しています。
大田区では18か所の特別出張所の管轄ごとに地区民生委員児童委員協議会が設置されており、地域の実情に合わせた活動を行っています。
また、民生委員児童委員は部会に所属し、さまざまな研修を受けるなど、援助のために各事項に関する理解を深める活動も行っています。
部会名 | テーマ等 |
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児童福祉部会 | 学齢児童の福祉に関する事項 |
障がい福祉部会 | 障がい者(児)の福祉に関する事項 |
生活福祉部会 | 低所得者の福祉に関する事項 |
高齢福祉部会 | 高齢者の福祉に関する事項 |
子育て支援部会 | 乳幼児を持つ親の子育て支援の実践に関する事項 |
主任児童委員部会 | 主任児童委員活動に関する情報交換・研究、児童委員と協力して児童委員活動の強化推進。 |
「民生委員・児童委員の日」(5月12日)に新宿で行われた
「第8回民生委員・児童委員普及・啓発パレード」の様子