大田区内の社会福祉法人が中心となって、それぞれの法人が有する資源を活用し、地域の福祉的課題に連携して取り組むために組織したチームです。
一法人では解決が難しい地域の課題について、複数の法人、または地域の方々と協力し合うことで、課題解決につなげていくことを目指しています。
最新の活動状況は、「れいんぼうの活動ブログ」をご覧ください。
「れいんぼう」の活動は、ひとり親家庭の小中学生を対象として、「生きる力を身に付ける」ことを目標に「学ぶ」「食べる」「動く」「体験する」という4つのプログラムから構成されています。
現在、大森と久が原の2地区において、実施しています。
1つ目の「学ぶ」については、将来、自立して生活するために必要な「就労」につなげることを目的としています。英検・漢検・パソコン検定の資格取得を通じて、勉強に対する学ぶ姿勢や学ぶ楽しさを得られるようなプログラムです。
2つ目は「食べる」については、生きていくための基本となる「食べる」ということについて、食事作りや人と一緒に食べることの楽しさを体験します。
3つ目の「動く」については、運動を通じて健康の大切さを学び、園芸活動を通じて、命の大切さを体感することを目的としています。
4つ目の「体験する」については、大学見学や職場体験を通じて、さまざまな人との交流を図りながら、子どもたちが自分の将来について、夢や目的を持って生活ができることを目指します。
これらのプログラムについて、月2回の課題別学習会・調理体験と月1回の体を動かす活動または体験プログラムを実施しています。
「れいんぼう」は、社会福祉法人大洋社が指導を担当し、社会福祉法人池上長寿園と社会福祉法人大田幸陽会が活動場所を用意し、大田区社会福祉協議会が寄附金等を原資として、広報費や受検料等を負担しています。
また、自治会や町会、民生委員児童委員協議会、小中学校にも、広報活動などについて、ご協力いただいています。